脱炭素の時代がドローンにも!Jパワーが飛行実験を公開!

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Jパワーは8日、低品位の石炭「褐炭」から製造した水素を使ったドローン(小型無人機)の飛行試験を実施し、報道陣に公開しました。

同社はオーストラリアで、褐炭をガス化して水素を取り出す事業を行っており、水素の安定供給につなげたいと考えています。

飛行試験は、神奈川県茅ケ崎市の研究施設で行い、水素貯蔵用の高圧ガス容器(ボンベ)を搭載したドローンを飛ばしたほか、燃料電池で扇風機を回し、性能を確認しました。

水素は6月にオーストラリアから空輸したものを利用しました。

Jパワーは、川崎重工業や岩谷産業などと、水素供給網構築に向けた実証事業に取り組んでいます。

オーストラリア南東部ビクトリア州で、褐炭に酸素と熱を加えて蒸し焼きにすることで、水素を製造、冷却した液化水素を専用船で運搬する計画で、2021年度下期に輸送を始めます。

水素は燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出しないため、脱炭素の有力な手段として期待を集めています。

ただ今回は製造時にCO2を排出する褐炭を使うため、将来的にCCS(CO2の回収・貯留)が必要となります。

さらに現在の水素価格は1立方メートル当たり100円程度で、高いコストが普及の壁となっています。

Jパワーの笹津浩司常務執行役員は「石炭は地域偏在性が少なく、ガス化により大量の水素を製造することができる。30年に30円まで価格を押し下げたい」と話しました。

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