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DJI、藤沢市におけるソラタビキャンペーンの実施を発表

大手ドローンメーカーであるDJI JAPAN株式会社(以下DJI)は12月10日、神奈川県藤沢市においてドローン飛行や空撮ができるソラタビスポットを拡大することを発表した。またその一環として「ドローンと旅しよう!ソラタビ × 江ノ島タクシー」キャンペーンを開始する。

「ソラタビ」とは

ソラタビはDJIが自治体や企業と共同で行なっているトラベルイベントである。ドローンユーザー増加に伴い、旅先でドローンを飛ばしたい、空撮したいといったニーズは増えているが、ドローンはどこでも使用できる訳ではない。そこでDJIが日本各地の観光地においてドローンを使用できる環境を用意することで、ドローンユーザーが安心して観光地を訪れ、空撮できるようにしている。空撮を観光誘致に活用することで、来訪機会の促進に加え、ドローンユーザーや”SNS 映え“を求めるユーザーなど、新規の観光客拡大にも繋がっている。

過去のキャペーンについて

2018年6月には静岡県浜松町と神奈川県葉山町で「ソラタビwith MAVIC AIR キャンペーン」が開催された。以下はDJIから発表されたキャンペーンの内容である。

<1泊2日で楽しめる浜松市編>
浜松市編では、浜松市出身で市の親善大使「やらまいか大使」を務める絶景プロデューサーの詩歩(しほ)さんが、山、海、湖、砂丘とドローン映えする大自然と歴史やグルメなど浜松の魅力を伝える、1泊2日のモデルコースを案内します。

浜松市においてドローン飛行に関して事前届け出が不要な場所の中で、詩歩さんが特にオススメする4カ所を特集しています。全国的に有名な「浜名湖」、岩山から圧巻のパノラマが広がる「立須」、天竜川沿いの緑豊かな渓谷「あぐりーふ龍山の茶畑」、太平洋に面した日本有数の砂丘「中田島砂丘」の4カ所は、浜松市の魅力をよく知る詩歩さんがお勧めするとっておきの空撮スポットで、スペシャルサイト上で詩歩さんが撮影した写真も公開しています。

<日帰りで楽しめる葉山町編>
東京から1時間半で遊びに行ける葉山町編では、Mavic Airを普段から愛用しているファッション・コンサルタントの市川渚さんをナビゲーターに、オシャレなカフェやアート、自然を満喫できる日帰りコースを紹介します。葉山町では、三浦半島の西側に位置する「長者ヶ崎海岸」で、届け出無しでドローンを飛ばせます。長者ヶ崎海岸は、広々として障害物も少ないので、ドローン初心者の方でも安心して飛ばすことができます。

今回は江ノ島・湘南エリアでのキャンペーン

今回のキャンペーンは空撮により藤沢市の新たな魅力を発見することが目的である。藤沢市観光協会によると、「届出の方法や飛行ルールが分からない」「興味はあるが飛ばす場所が分からない」といった声があがっていたそうだ。今回は江ノ島タクシーが協力しており、タクシーで藤沢市の名所を巡りながら、ソラタビスポットで空撮や手持ちジンバルでの撮影を楽しむをことができる。

ドローンの機体はMavic Miniがレンタル可能だ。DJIとしては200g未満のドローンの安全性を啓蒙したい狙いもあるようだ。

<キャンペーン概要>
キャンペーン名:ドローンと旅しよう。ソラタビ × 江ノ島タクシー>
期間:2020 年 12 月 17 日(木)~2021 年 3 月 7 日(日)(予定)
概要:空撮スポットを含め、観光地やレストランなどご希望に応じたオリジナルのタクシーツアー
付属機材およびサービス:
レンタル機材: ドローン(Mavic Mini)、スマートフォン用手持ちジンバル(DJI OM 4)
料金: 19,860 円(税込)~ (2.5 時間~タクシーの利用時間により変動します)

申し込みはこちらから:https://www.enoshima-taxi.jp/tour/taxi_soratabi/

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