Sony、「Airpeak」の機体を初公開

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ソニー株式会社は1月12日、米デジタル技術見本市「CES(Consumer Electronics Show)2021」オンライン開催に登場し、同社がAIロボティクス領域で推進するドローンプロジェクト「Airpeak」の機体を初公開した。

同プロジェクトは、同社のイメージング&センシング技術や、リアリティ・リアルタイム・リモートの「3Rテクノロジー」を活用し、ドローンのさらなる発展や価値創出への貢献を志すというもの。2021年春の事業開始に向けて準備を進めていると発表されていたが、このほど機体のデザインが初公開された。

Airpeakは映像クリエイター向けの撮影用ドローンである。4枚の回転翼を用いるクワッドコプター式を採用しており、Sonyのαシリーズのフルサイズミラーレスカメラが搭載が可能だ。業界最小クラスのサイズとする機体にαシリーズを搭載することで、ダイナミックかつ緻密な安定飛行と高画質な映像を空撮できるという。吉田憲一郎社長は「(Airpeakによって)クリエイターは映像表現の新境地を探求できる」と期待を込めた。

CESでは、フルサイズミラーレス一眼カメラ「α7S III」を搭載したAirpeakで、同社が2020年に発表したEV「VISION-S」がオーストラリアで公道走行テストを行う様子を空撮した動画を公開された。

ソニーは今後もプロジェクトに関連する情報を継続的に発信するとともに、Airpeakを体験する機会を通じてドローンユーザーからフィードバックを得るプロフェッショナルサポーターの募集を2020年12月より開始しており、商品化に向けて共創活動を行っていくとしている。

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