
EUREKA株式会社(本社:東京都中央区、以下EUREKA)は、大阪・関西万博の中東大手国家パビリオンに設置された約250枚の太陽光パネルを、大型ウィンチ付きドローンを用いて空輸・回収することに成功した。
従来はクレーン設置や人力作業が不可欠だった現場に対し、EUREKAは大型ドローンによる「空中回収」という新たな手法を導入。これにより、工期短縮、コスト削減、作業員の安全性確保を同時に実現した。
また、重機使用を最小限に抑えることで、CO₂排出削減にも寄与するカーボンニュートラルな施工手法として、建設業界に新たな可能性を示している。

目次
■ 背景:複雑な構造とタイトな工期という課題
舞台となったのは、伝統的な都市構造を再現し、高さの異なる十数棟の建物が密集する中東国家のパビリオンである。
屋上に分散して設置された約250枚の太陽光パネルを回収するには、本来、各建物ごとに足場を組む必要があった。しかし、隣接パビリオンの解体工事が同時に進む過密な現場環境では、足場設置には多大なコストと時間を要するうえ、作業員の安全確保も大きな課題となっていた。
■ 挑戦:ドローンによる「空中輸送」という新たな選択
この課題に対し、EUREKAは従来の地上作業に依存せず、空からのアプローチを採用。太陽光パネル回収における作業工程を大幅に簡略化した。
先進的な工法
1枚約23kgのパネルを大型ドローンで吊り上げ、クレーンが届くエリアまで直接空輸。
飛躍的な効率化
足場の組み付けを一切不要とし、わずか2日間という短期間で全ての回収を完遂。
QCDSEの実現
建設・製造業の5大管理基準(品質・原価・工期・安全・環境)を高い次元で両立。
本プロジェクトは、国土交通省による厳格な許可を取得したうえで、プロジェクト主幹であるイタリアのグローバル建設会社RIMOND JAPAN様の承認のもと、株式会社スカイシーカーおよびエイム合同会社との連携により実現した。


■ 持続可能な未来へ:CO₂排出ゼロを目指す現場運用
大阪・関西万博のコンセプトである「未来社会の実験場」を体現するため、本プロジェクトでは環境負荷の低減を重要なテーマとして取り組んだ。
ドローンの電源管理には、先端技術である半固体蓄電池を採用した大容量ポータブル蓄電池「SuperBaseV」を使用し、200Vによる急速充電を活用した電源マネジメントを実施。これにより作業工程の短縮を実現した。
さらに、運用全体を通じてCO₂排出ゼロのカーボンニュートラルを達成している。
■ 代表者の見解
RIMOND JAPAN株式会社 CEO Mert Cek (メルト チェキ)様
“RIMOND sincerely appreciates the services provided by EUREKA. The complete power solution—including solar systems, batteries, generators, cubicles, and UPS—was delivered in excellent condition and of very high quality.
EUREKA demonstrated strong professionalism and responsiveness throughout the project, particularly through their innovative and well-considered approach to solar panel removal. Their flexible and open-minded collaboration greatly contributed to smooth communication and successful execution.”
(和訳)
RIMONDは、EUREKAが提供してくれた高品質な電源ソリューションに心から感謝しています。
プロジェクトを通じて常に専門性の高さとスピーディな対応が光り、特に太陽光パネル撤去では、現場をよく理解したうえでの工夫あるアプローチに大きな信頼を感じました。
また、海外企業との協業にも柔軟に向き合っていただき、その姿勢も高く評価しています。
■ EUREKA株式会社とは
「サスティナブル」を理念に掲げ、設計・設置から撤去までを一貫して担うレンタルサービスを提供している。特に、テレビ中継や国際イベントに不可欠な「瞬断を許さない仮設電源ソリューション」を強みとし、HVO燃料や半固体蓄電池などの先端技術を活用したカーボンニュートラルな電源供給を推進している。
ご相談・お問い合わせ先
会社名: EUREKA株式会社
所在地: 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン26階











