業界初の試み!ドローンによる屋内管理システム

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
残業

T-frend2NTT東日本、総合ビルメンテナンスを展開する大成株式会社、ドローンの安全管理システムを提供しているブルーイノベーション株式会社の3社は、企業で課題となっている社員の残業抑制を図ることで、オフィスワーカーが日々健康的に働くことを後押しし、同時に夜間のセキュリティ強化を可能にする『T-FREND』サービスを提供するため、提携に基本合意したと発表しました。「DRONE×HEALTH×SECURITY」をテーマとしたこのサービスは、オフィス空間での飛行検証を重ね、信頼性と性能の向上を図り、2017年10月に商用サービスの提供を行う方針です。

開発に至った2つの背景

  1. 企業は働き方改革に向けた様々な取組が求められており、取組むべき大きな課題として、職場環境の整備がある。
  2. セキュリティの高度化が求められているが、ビル管理会社や警備会社は就労人口減少の問題に直面しているため、労働集約型の仕組みからの変革が課題となっている。

上記のような背景から、情報セキュリティの強化は勿論、ドローンを活用することにより夜間オフィスのセキュリティを強化し、同時にドローンによる残業監視で職場環境整備をも行う『T-FREND』の発想が生まれました。

『T-FREND』の特徴

  • T-frendフロア監視と定時巡回による就業管理
    サービスを利用する企業自らがドローンの巡回時間、ルートを設定することで、オフィス内の全自動飛行を行う。
    これにより、夜間に定期的に巡回することによる社内のセキュリティ管理に加え、ドローンの巡回時間に在席する社員の退社を促し、社員の健康増進を図ることができる。さらに映像データや飛行ログは安全性の高いクラウドへ格納されるため、企業によるサーバー管理が不要で後日チェックが可能となり、規定を超えた深夜残業や執務スペースのセキュリティを管理することも可能となる。
  • GPSを使わない屋内での自動飛行
    従来、ドローンは屋外でのGPSによる位置情報の取得とパイロットによる手動飛行が一般的だったが、ブルーイノベーションが提供するGPSを使用しない屋内自己位置推定システムにより、夜間における自動飛行が可能となった。
  • 撮影した映像・画像・飛行ログ等を高速かつ安心安全に管理
    ドローンで撮影したフロア内の映像等は、NTT東日本が提供するサポート付き簡単オフィスWi-Fi「ギガらくWi-Fi」や「フレッツ・VPN」「クラウドゲートウェイ」等のサービスと組み合わせることで、インターネット回線を使わないクラウドとの閉域ダイレクト接続が可能となる。これにより、秘匿性の高い大量の映像データ等を、高速かつ安全で利用できる通信環境を簡単に構築できる。

画像・情報掲載元:NTT東日本 http://www.ntt-east.co.jp/chiba/news/detail/20170323.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*