ドローンが大活躍|夏の海水浴場の安全監視の実現に向けた実証実験

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ドローンプレス海水浴場警備

国際航業株式会社(代表取締役社長:土方 聡、以下「国際航業」)は、昨年度より静岡県と下田市が合同でドローンパイロットやライフセーバーと連携し実施する、カメラ・スピーカーを搭載したドローンによる海水浴客の安全監視の実現に向けた実証実験に今年度も参画したことを発表しました。

革新的技術を用いた地域活性化の一環

伊豆半島南部に位置する豊かな自然に恵まれた下田市には大小さまざまな海水浴場があり、毎年多くの海水浴客が訪れています。その一方で、下田市は過疎地域に指定されており、人口減少や地理的な条件不利に起因する様々な課題を抱えています。静岡県では、過疎地域の産業振興や地域活性化を図るため、外部人材の活用や革新的技術を活用した地域課題の解決を推進するための人材を広く民間から募り、「静岡県過疎地域等政策支援員」として地域に派遣する「過疎地域へのイノベーション導入事業」を令和4年度より実施しています。

昨年度の実証実験は冬の閑散期に行われましたが、今年度は夏の繁忙期である海水浴場開設期間を含めた7月から9月にかけて実施し、より社会実装に近い環境下で実験することで、導入に向けた具体的な課題の洗い出しを行う予定です。ライフセーバーの継続的な人材確保が必要な安全監視業務について、ドローンを活用した省力化を図るとともに、最新のドローン・ロボティクス・テクノロジーの社会実装の早期実現を目指しています。

国際航業は本実証実験において、静岡支店に所属する社員を「静岡県過疎地域等政策支援員」として下田市等の過疎地域に派遣しているほか、実証実験に向けた準備段階から「飛行航路および離発着箇所の選定」「飛行環境(風況・海象など)・高度の設定」「航空法や規制等の手続き」等について、下田市や地域のドローン運行会社に対してノウハウを提供し、静岡県が進める過疎地域へのイノベーション導入事業の一環として実施される本実証プロジェクト全体の運営支援を行っています。

レベル4(有人地帯での補助者無し目視外飛行)が解禁され、国際航業は関係各所と連携して社会実装に向けた具体的なユースケースの検証を重ね、ドローンの安全で効果的な活用に向けた取り組みを続けています。

実証実験の概要

日  時:2023年7月19日(水)8:00~16:00

実施場所:白浜大浜海岸(静岡県下田市白浜)

実施内容:ドローンに搭載したカメラで安全監視を実施、ライフセーバーと連携し、遊泳客へドローンに搭載したスピーカーで注意喚起

そ の 他:8月および8月の実証実験は、下記のとおり実施します。

            日 時:2023年8月15日(火)および9月5日(火)8:00~16:00

           ※当日の天候により、実証実験を延期する場合があります

           場 所:白浜大浜海岸

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