ITディストリビューターのシネックスジャパン株式会社(以下シネックスジャパン)は10月22日、米ドローンメーカーAutel Robotics社製の世界最小クラス、8K/6K動画の撮影が可能なドローン「EVO II」シリーズの国内販売を開始することを発表した。シネックスジャパンは購入者に対して、メール案内や日本語マニュアルの提供など、各種サポートを行う。
「EVO II」シリーズは3つのラインナップで構成される。スタンダードの「EVO II」、カメラのセンサーサイズが大きい「EVO II PRO」、通常の可視カメラに加えサーモカメラが搭載された「EVO II DUAL」だ。全ラインナップで最大8倍までのズーム撮影に対応。飛行時間は40分(※EVO II DUALのみ38分)と長時間の飛行・撮影が可能だ。
EVO II | EVO II PRO | EVO II DUAL | |
イメージセンサー | 1/2″CMOS | 1″CMOS | 1/2″CMOS |
絞り | f/1.8 | f/1.8-f/11 | f/1.8 |
動画解像度 | 8K | 6K | 8K |
静止画解像度 | 4800万画素 | 2000万画素 | 4800万画素 |
サーモ解像度 | – | – | 640×512 320×256 |
ズーム | 最大8倍 | 最大8倍 | 最大8倍 |
障害物センサー | ○ | ○ | ○ |
最長飛行時間 | 40分 | 40分 | 38分 |
8K撮影が可能なのは「EVO II」と「EVO II DUAL」。「EVO II PRO」はカメラのイメージセンサーが大きく絞り調整が可能な代わりに解像度は6Kまでとなっている。最大速度は72km/hと高速。オート機能として自動追尾モードを搭載する。大手ドローンメーカーDJI製Mavicシリーズのようなフォルムをしており、フレームの折りたたみが可能。小型であっても高性能で、高解像度の撮影ができるのが最大の特徴だ。
またスマートフォンなどの外部デバイスへのソフトウェアインストールが必要では無いこともメリットとなる。多くのドローンで専用アプリを使うことが必須とされているが、個人情報・飛行ログなどの情報漏洩リスクが発生する為、好ましく無いとされてきた。
障害物検知は360°全方向へ対応。12個の光学センサーと2つの超音波センサーが搭載されている。狭い空間や木々が多い場所などでの撮影に役立つだろう。
「EVO II DUAL」は可視カメラの他にFLIR製のサーモカメラが搭載されている。ビデオ制作の撮影だけでなく、インフラ点検や災害救助などに活用できることがわかる。
販売価格は公表されていないが、中華系通販サイト「Banggood」では「EVO II PRO」が1699.99米ドル(日本円=約177,000円)で販売されている。
※Banggood価格、およびドル円レートはいずれも10月28日現在のもの