SkyLink Japan、企業自治体向けの国産小型産業用ドローン「SOTEN(蒼天)」活用の相談窓口を開設

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
DRONEPRESS_SOTEN

ドローンの販売や産業向けソリューションを提供する株式会社WorldLink & Companyが展開する「SkyLink Japan」は、株式会社ACSLが2021年12月より展開する、現場での使い勝手を追求したセキュアな国産小型産業用ドローン「SOTEN(蒼天)」の活用を検討している企業や自治体、各団体向けの相談窓口を開設したことを、2021年12月9日(木)に発表しました。

空の産業革命に寄与する“セキュアであるドローン”「SOTEN(蒼天)」の導入支援を提供

産業用ドローンは、少子高齢化に伴う様々な社会問題解決のためのロボティクス技術の一つとして日本において高い注目を集めています。インフラ点検や災害時の現場確認、探索、物流、農業などの用途で、今後、日々の生活にますます密接に関わってくるものと予測されています。2020年9月には、政府が「調達はセキュリティが担保されたドローンに限定」し、「既存導入されているドローンについても速やかな置き換え」を実施する方針(2020年9月14日小型無人機に関する関係府省庁連絡会議「政府機関等における無人航空機の調達等に関する方針について」)を公表しており、高いセキュリティを実現したドローンへの期待の高まりと、それを受けた様々な開発が進められています。

「SOTEN(蒼天)」は、高性能かつセキュリティに配慮した小型ドローン開発を目的としたNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)公募の「安全安心なドローン基盤技術開発」事業に基づき、漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取りへの耐性を実現し、あらゆる産業用途で安全安心なドローンの利活用と、現場の“技術を守る”ことで、日本のものづくりを守り、空の産業革命への寄与を目的として開発された機体です。

ACSLが幹事社となり、量産技術などの面でヤマハ発動機株式会社、フライトコントローラーや通信の開発では株式会社NTTドコモ、カメラの開発に株式会社ザクティ、プロペラ等の開発に株式会社先端力学シミュレーション研究所といった、日本の大手企業がプロジェクトに参画しています。

現在のドローンに対する課題である、“セキュアであるドローン” “現場で使い勝手のいい小型の機体” “過酷な環境に耐えうる飛行性能と業務で使える拡張性”の欠如、特に国内におけるセキュリティ対応に配慮された機体で、インフラ点検業務や防災・災害対策、測量・計測分野など「現場」での活用が期待されています。昨今の人口減少や少子高齢化による作業従事者の減少といった構造的課題の解決も期待されています。

今話題の「SOTEN(蒼天)」とは

「SOTEN(蒼天)」という名称は、空の産業革命に寄与し、空(天)という無限大の可能性を持つ空間を自在に飛行する姿をイメージして名付けられたものです。

「SOTEN(蒼天)」は従来の国産ドローンと異なり “量産”を開発のテーマに掲げており、ACSLでは国内で2022年に1000台規模の販売台数を見込んでいます。そのために全国の販売パートナーと連携し、保守・整備といったアフターサポート体制を構築していくとしています。今回、SkyLink Japanでは、「SOTEN(蒼天)」の活用を検討している企業や自治体、団体に対し、日本のドローン黎明期から培った運用ノウハウを活かし、「SOTEN(蒼天)」の導入コンサルティングから取得データの処理や活用手法まで、業務上の課題に沿ったソリューションを提案するとしています。

セキュアな国産ドローン

コンピュータセキュリティのための国際規格である「ISO15408」に基づくセキュリティ対策を施し、データの漏洩や抜き取りの防止、機体の乗っ取り耐性を実現。機体の主要部品には国産品や信頼性の高い海外からの調達品を採用しています。通信・撮影データの暗号化、国内クラウドでの取得データの保護などのセキュリティ強化を図っています。

ワンタッチで切り替え可能なカメラ

小型空撮ドローンでは初となるカメラのワンタッチ切り替え方式を採用することで、幅広いカメラの選択肢を提供することを可能にしています。カメラは標準カメラの他、赤外線カメラ+可視カメラ、マルチスペクトルカメラ、光学ズームカメラ(開発中)との交換が可能です。

閉域網LTE通信やオフライン対応地図など幅広い拡張性

LTE通信の活用によりインターネットを介したドローンの操縦を実現、山間地やプラント内等の遠隔地等で、自動飛行による補助者なし目視外飛行(Level3)を可能としました(飛行申請などの各種承認が必須)。オフライン地図の活用では、インターネットが使えない環境でも、コントロール側の基地局アプリにオフライン地図を表示し、ドローンを自動飛行させることができます。また、機体上部にカメラを取り付けるためのマウントも開発しており、インフラ設備の点検画像を下から撮影することも可能です。

実現場で求められる高い飛行性能

最大対気速度15m/sと風に強く、災害時などの厳しい環境下でも安全に使用可能です。また、日本においてより高精度な位置情報を把握することができるSLAS/SBAS(準天頂衛星システムみちびきのサブメータ級測位補強サービス)を搭載しているため、災害調査など正確な位置情報を把握する必要がある場面で、より安全に離着陸することが可能となっています。

「SOTEN(蒼天)」製品概要

・製品名:SOTEN(蒼天)
・価格:オープン価格
・寸法:アーム展開時:637mm×560mm(プロペラ含む)/アーム収納時:162mm×363mm
・重量:1.7kg(標準カメラ・バッテリー含む)
・最大飛行時間※:
 標準バッテリー:22分(標準カメラ搭載時、風速8m/s条件下)
 標準バッテリー:25分(標準カメラ非搭載時、風速8m/s条件下)
 大容量バッテリー:25分(標準カメラ搭載時、風速8m/s条件下)
 大容量バッテリー:29分(標準カメラ非搭載時、風速8m/s条件下)
 ※飛行時間に関しては、気温などの環境やバッテリーの使用回数によって変化。
・最大伝送距離(障害物や電波干渉がない場合):4km
・防塵・防水性:IP43(カメラ、ジンバル、バッテリー搭載時)
・標準カメラ:動画4K対応 静止画時2,000万画素
・オプションカメラ:赤外線カメラ+可視カメラ、マルチスペクトルカメラ、光学ズームカメラ(開発中)
・リモートID(飛行中のドローンから登録記号などの識別情報や位置情報等を発信し、関係者が情報を受信できるシステム):Bluetooth
・GNSS(汎地球測位航法衛星システム(衛星測位システム)):GPS+QZSS(準天頂衛星みちびき)( 日本及びアジア太平洋地域向けに利用可能とする航法衛星システム)+ロシア宇宙軍衛星測位システム「GLONASS」+天頂衛星システムみちびきのサブメータ級測位補強サービス「SLAS/SBAS」
・クラウド:撮影画像・動画保管機能、フライトログ保管機能
・セキュリティ対策:フライトログ、撮影データ漏洩防止、通信の暗号化、機体と送信機のペアリング
・機能:自動飛行、画像トラッキング、3方向センサによる衝突回避
・機体制御プロトコル:MAVLink
・付属品:標準送信機、バッテリー、標準充電器、セキュアフライトマネジメントクラウド™※(3年分、5GB)

<セキュアフライトマネジメントクラウド™>
ドローンで撮影した画像等のアップロードやフライトログの保管等、WEB上で一元管理できる、株式会社NTTドコモが提供するクラウドサービス。
・オプション品:スマートコントローラー、送信機フード、予備プロペラ、教習送信機、プロペラガード、LTE通信モジュール、収納ケース(ハード)、大容量バッテリー(94Wh)、収納ケース(ソフト)、マルチマウント、3連充電器、上部カメラマウント(開発中)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメントを残す

*