キャンプ場でのドローン撮影について

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今流行のキャンプ!新型コロナ感染症の渦中でも、他人との接近・接触を避けながら楽しめるということで、家族連れや友人同士など、連日多くの人で賑わっています。今回はそんなキャンプ場でのドローン撮影について解説していきます。

キャンプ場でのドローン撮影は・・・

キャンプ場はドローンを飛ばすのに理想的な環境であると言えます。広大な敷地を有しており、また障害物の少ない開けた土地である為、ドローンを大胆に動かすことができ、障害物への接触による墜落・故障の危険性も少ないからです。山中や山間の高原に位置しているキャンプ場では、ドキュメンタリー番組で放送されるような雄大な自然や絶景を撮影することが出来るでしょう。

しかし、日本では多くのキャンプ場でドローンの使用が禁止となっています。禁止の理由としては、①飛行時の騒音 ②撮影によるプライバシーの侵害 ③墜落等の事故 により他キャンパーへ迷惑を掛けてしまう可能性があるからでしょう。ドローン所有者の中には、キャンプ場で撮影を計画したものの、現地でドローン禁止であることを知り、断念された方も多いのではないでしょうか。ドローンが制限されているキャンプ場では受付に禁止の貼り紙があったり、キャンプサイトに看板が立てられていたりします。これらの禁止目印がない場合でもドローンを使用する際にはキャンプ場スタップの方へ直接確かめるべきでしょう。

ドローンOKのキャンプ場

多くのキャンプ場ではドローンが禁止されていますが、ごく稀にドローンを飛ばせるキャンプ場が存在します。以下キャンプ場がその例です。

ドロキャン新川(宮城県)

「ドロキャン新川」HPより引用

広大な大自然の中でキャンプが楽しめるばかりでなく、ドローン練習場も完備した新しい施設です。操縦技術を向上させたい方向けにドローンスクールも開催しています。

【住所】宮城県仙台市青葉区新川佐手山8-21
【HP】https://drone-camp-nikkawa.shopinfo.jp/
【電話】080-2813-6026
【営業期間】通年

やすらぎの森オートキャンプ場(長野県)

「やすらぎの森オートキャンプ場」HPより引用

やすらぎの森オートキャンプ場は、360°森に囲まれた最高のロケーションを誇るキャンプ場です。”ドローンフレンドリー”を謳っており、施設内で自由にドローンを楽しむことができます。

【住所】長野県上水内郡信濃町野尻1200-45
【HP】https://drone-camp-nikkawa.shopinfo.jp/
【電話】049-287-8807
【営業期間】5月GW〜11月頃まで ※積雪状況に応じて変動

デルフリキャンプ(滋賀県)

「デリフリキャンプ」HPより引用

デルフリキャンプは杉林に囲まれた小さなキャンプ場です。ブッシュクラフトやドローン体験飛行で親子が一緒に楽しめる空間、学習ができる空間です。

【住所】滋賀県長浜市小谷上山田町377-1
【HP】https://delufuli.com/
【電話】0749-62-2762
【営業期間】通年

ドローンOKのキャンプ場では、キャンプサイト以外にドローン専用の敷地があり、その専用敷地内でドローン使用を許可しているところが多いです。人やテントが設置されているキャンプサイトでドローン使用を許可しているところはあまり無いので、事前に許可エリア・ルールを確認するようにしましょう。

ドローンを飛ばす際の注意点

まず基本的なモラルとして、以下を守りましょう。

・人の上空を飛行しない
・過度にドローンを人やもの(車やテント)に近づけない
・キャンプ場以外の第三者所有地(住宅や田畑など)上空を飛行しない
・プロペラガードを装着する
・お酒を飲んだ上で操縦しない
・その他危険が生じるような飛行をしない

キャンプ場では小さな子供が走り回っていることが多く、よく周りを見渡し安全に気をつかいながら操縦するようにしましょう。

そして忘れてはならないのが航空法です。①ドローンの重量が200g以上、かつ②飛行地が人口密集地に該当する場合 は航空法の適用対象となり、事前に国土交通省からの許認可が必要になります。飛行地が人口密集地に該当するか否かは、国土地理院のwebサイトで調べることができます。なお、空港近辺を飛行させる場合、地表から高度150m以上を飛行させる場合は上記2条件に関わらず航空法の適用対象となりますので注意してください。

国土地理院 電子国土WEB:http://maps.gsi.go.jp/
国土交通省 ドローン情報基盤システム(DIPS): https://www.dips.mlit.go.jp/portal/

航空法の適用対象となる場合は、国土交通省からの許認可を受けた上で以下を遵守する必要があります。

[1] アルコール又は薬物等の影響下で飛行させないこと
[2] 飛行前確認を行うこと
[3] 航空機又は他の無人航空機との衝突を予防するよう飛行させること
[4] 他人に迷惑を及ぼすような方法で飛行させないこと
[5] 日中(日出から日没まで)に飛行させること
[6] 目視(直接肉眼による)範囲内で無人航空機とその周囲を常時監視して飛行させること
[7] 人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること
[8] 祭礼、縁日など多数の人が集まる催しの上空で飛行させないこと
[9] 爆発物など危険物を輸送しないこと
[10] 無人航空機から物を投下しないこと
※[5]~[10]のルールによらずに無人航空機を飛行させようとする場合には追加で承認を受ける必要あり

キャンプ場ではアルコールを飲んでいることが多いですね。そのような状況でドローンを飛ばすことは危険かつ違法行為となりますので、絶対にやめましょう。

オススメは199gのあの機体

ドローンの機体は断然DJIのMavicMiniがオススメです。第一に機体の重量が199gであること。この重量であれば、おおよその環境で航空法の適用対象外となり、飛行の自由度が高くなります。小型・軽量なので言わばおもちゃみたいなものでしょと思いがちですが、それは大間違い。性能はとても高く、こちらのような撮影もオート機能で対応できてしまうんです。

家族・仲間同士で盛り上がること間違いなしですね。価格も46,200円〜ととてもお手頃。これだけ汎用性が高く、高性能なドローンが5万円以下で購入できてしまうなんて夢のようです。

【国内正規品】DJI Mavic Mini コンボ ドローン カメラ付き 小型

キャンプ場でのドローン撮影、いかがだったでしょうか。モラル・ルールを守った上で、是非皆さんも絶景撮影にチャレンジしてみてください!

【おまけ】使わなくなったキャンプ用品どうしてますか?

キャンプ用品ってどんどん新しいものが登場しますよね。ハイテクなものから、小型化されているものまで。筆者は最近Helinox(ヘリノックス)のタクティカルチェアを購入しました。小型・軽量で持ちやすく、しかも座り心地バツグン!キャンプライフに欠かせない一品となっています。

お古のチェアの処分先を考えていた時に出会ったのが、マウンテンシティというアウトドア用品の買取サイト。なんと自宅まで査定に来てくれるようです。しかもリサイクルショップよりもかなり高値で買い取ってくれる模様。

キャンプ・アウトドア用品の買取はマウンテンシティ:https://mountain-c.com/buy/

査定料・出張料・宅配送料・キャンセル料は一切は発生しません。ご自宅に使っていないアウトドア用品がある場合は、是非一度お試ししてみてはいかがでしょうか。

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