ドローンの新時代到来！ワイヤレス充電×自動飛行で運用コストを大幅削減

株式会社ビー・アンド・プラス（埼玉県比企郡小川町）は、自動運用が可能なドローンシステム「定時飛行ドローン」を開発しました。このドローンは、事前に設定されたルートと時刻に基づいて自動で飛行し、専用のドローンポートに着陸するとワイヤレス充電を行う機能を備えています。

定時飛行ドローンの特徴

「定時飛行ドローン」は、ドローン運用の省人化を目的として設計されています。

これにより、充電と飛行の工程を完全に自動化し、運用の負担を軽減することが可能になります。

ドローンポートには送電用コイルが搭載され、ドローンには受電用コイルが組み込まれています。ドローンがポートに着陸すると、ワイヤレスでバッテリーの充電が開始される仕組みになっています。また、ドローンやバッテリーに応じて充電出力の調整が可能です。

近年、ドローンの活用が広がる中で、定期的な飛行が求められる点検や防犯業務では、充電やバッテリー交換の手間が運用コストの増加につながるという課題がありました。株式会社ビー・アンド・プラスは、ドローンの飛行自動化とワイヤレス充電技術の組み合わせにより、運用の効率化と人的負担の軽減を図りました。

同社は、今後も社会課題の解決に貢献する技術開発を進めていく方針です。